はなまるのこよみ

20年越しの夢を叶えて猫と一緒に暮らす日々

#4 私の猫と巡り会うためには?

さて、猫を飼うことに決まった我が家。では、どこで運命の猫と巡り合えるのか?と探した結果、見つかった方法がこれらです。

  • ペットショップやブリーダーから探す
  • 動物病院の軒先などで「飼い主募集中」のチラシを見つけて応募する
  • 知人・友人のツテで探す
  • 動物愛護センターで譲渡猫を探す
  • 猫の里親を募集しているサイトで探す
  • 保護猫カフェに行く

 

まず、「ペットショップやブリーダーから探す」のは、却下となりました。理由は、「高額な費用がかかるから」ということと「ペットショップやブリーダーから買ってしまうと、そのために無理に子猫を産まされる猫や売れ残って処分されてしまう猫が出てくる事象を助長するのではないか」というものでした。

最初の費用についていうと、私たちはどういった猫種が飼いたいかにさほどこだわりが無かったので、高額だけど珍しい猫や純血種を飼うことには興味がありませんでした。また、猫を飼って将来治療費等で出費がかさむこともあるかもしれないと考えると、「飼う」ことにお金はかけても「買う」ことにはなるべくお金をかけたくなかったからです。後者の理由については、殺処分や劣悪な状況下での飼育といった社会問題を考えると、なるべくそれに肩を貸すようなことはしたくなかったからです。良心的なペットショップやブリーダーさんもきっといらっしゃるのですが、ど素人の筆者がペットショップやブリーダーさんの良し悪しを区別することは不可能だったので、却下となりました。

逆に、「この猫種が飼いたい!」というのが明確になっている方にとっては、「ペットショップやブリーダーから探す」という方法が最有力だと思います。後に出てくる方法では、純血種や指定した猫種に出会うことは困難と言えます。それらの多くがミックス猫(雑種)だからです。

 

次に「動物病院の軒先などで「飼い主募集中」のチラシを見つけて応募する」方法です。個人的には、「アリかも?」と思った方法の内の1つです。しかし、如何せんペットを飼ったことがないので、行ったこともない動物病院に入っていって「飼い主募集のチラシを見てやってきたのですが・・・」と言うのもなんかやりづらいな、とためらう気持ちがありました。そこの病院の人にとっても、病院にかかったことがあり、なんとなく人となりが知れている人には譲渡しやすいかもしれませんが、どこの馬の骨ともわからない奴にはちょっと身構えてもおかしくないですもんね・・・?とりあえず、この方法は保留となりました。追記しますと、子猫が生まれてくるシーズンには募集の貼り紙がされている可能性が高いそうです。

 

「知人・友人のツテで探す」

これは却下となりました。まず、猫を飼っている知人・友人っていうのがいないんですよね。そもそもペット自体を飼っている人が少ない!たとえ飼っていても、避妊・去勢手術を済ませているというところだけだったので、知り合いから譲り受けることはできませんでした。

 

「動物愛護センターで譲渡猫を探す」

これはアリだと思いました。動物愛護センターは、猫が譲渡されないまま残ってしまうとおそらく殺処分ということになってしまいますし、そうした猫を1匹でも引き取って幸せに過ごさせてあげれたらとても良いのではないか?と考えたからです。動物愛護センターは行政の管轄ですし、やり取りが決まった手順に沿って進んでいくのも好印象でした。

ただ、行政の管轄であるが故に譲渡してもらうための条件が多く、クリアしないと譲渡は厳しそうに感じました。少し例を上げると「単身者不可」や「転居の予定がある場合原則譲渡不可」などの条件です。

 

「猫の里親を募集しているサイトで探す」

これは却下となりました。もう、調べれば調べるほど闇が深すぎる。

身勝手な理由で猫を手放そうとしたり、早く引き取ってもらいたいという思いを利用して里親詐欺をして猫を虐待する輩もいたりするとかで・・・。

あとはどうしても、譲る側・譲り受ける側といった個々人とのやり取りがメインとなり、お互いがお互いの望む通りに意思や情報の疎通ができないとトラブルになるんじゃないかな・・・という思いもあリました。正直、筆者には上手な活用の方法が見出せなかったです。もし、この方法で巡り合おうとされる場合には、この方法でうまく巡り合えた人を探してやり方を模倣するのがベターかなと感じました。

 

「保護猫カフェに行く」

一応アリかなと思いました。保護猫カフェでは、そこで飼われている猫の里親になれる場合もあるようです。ただ上記の「里親サイト」と同等の理由になるのですが、私人同士でのやり取りはトラブルの元になるのでは、という懸念が拭えなかったです。例えば、譲渡にあたってカフェ側が猫を愛するあまり、里親に「あなたの年収や勤め先等々の個人情報を用紙に記入してくれ」と言ったとします。それらの情報を伝えることは仮に出来たとしても、「情報が悪用されないか?」とか「個人情報が記載された用紙の保管はどのようになされるのか?」とか考えてしまう人もいると思います。そういう人には、そもそもこの方法は向いていないか、保護猫カフェのサイトやレビュー等で情報をしっかり得て、そのカフェの信頼性を確認してからの方が良いと思います。うがった見方ばかりしましたが、猫のことを本当に思っているオーナーから猫との運命の糸を繋いでもらえる可能性もあるので悪しからず。

 

以上、6つの方法について考え抜いた結果、

「動物愛護センターから譲渡猫を探す」という方法を取ることに落ち着きました。

 

次回、「#5 動物愛護センターでの出会い」です!