はなまるのこよみ

20年越しの夢を叶えて猫と一緒に暮らす日々

#6 オス猫かメス猫か?

前回、ようやく動物愛護センターでの譲渡へ一歩を踏み出し、「ふれあいの時間」という名のお見合いまでこぎつくことができました。お見合いは週末!それまでまだ数日の間がある!と、さらに猫について色々調べながら過ごしていたある日のことでした。

 

「ぴよ(筆者)が良い!って言ってた猫ちゃん、メスだよね?会社の人で猫飼っている人に聞いたんだけど、オスの方が甘えん坊で懐っこいみたいよ?メスだとちょっと気が強いみたい( ・∇・)」

 

と家族からさらっと伝えられました。メスも良いけどオスを優先して希望してみては?というのが家族の意見でした。

実は、もっと前の段階でオス・メスの性格や特徴の違いについては調べていたのです。

いろんなサイトを見た結果、違いについては大体以下のようなことが言われていました。

<オス猫>

  • 甘えん坊
  • 人懐っこい
  • 遊び好き
  • マーキング行動がある
  • 尿道の病気にかかりやすい

<メス猫>

  • 自立心が強い
  • 気分屋
  • 大人しい
  • 乳腺・子宮の病気にかかる可能性がある
  • 発情期によく鳴く

そして、筆者自身もそれらの情報を見る限り、事前には「オスの方が良いかも」と考えていました。「猫飼い初心者だし、人懐こい方が飼いやすいのではないか?」とか「甘えられたいな」とかいうのが理由です。

 

もうひとつ言うと、メス猫の特徴として挙げられている「自立心が強い」という性格が想像しにくかったこともありました。「近寄ってくれなかったり甘えてくれなかったりすることなのかな?」と。しかし、愛護センターのサイトで見た猫のあまりの可愛さにオスかメスかということはあまり考えなくなっていたのです。ただ、家族全員で飼う以上、家族の意見も大事・・・。

 

実は、愛護センターのサイトで見る限り、筆者が良いなと思った猫ちゃんには容姿がほぼ同じの兄弟猫があと2匹いました。センターの人に「ふれあいの時間」の日程調整を電話した時に「3匹の中でどの子が気になるとかありますか?」と聞かれてはいたのですが、なんとなく「実際に会ったときに決めれたら・・・」みたいにふんわり答えたこともあり、ファースト・インプレッションとは異なりますが、当日はオス猫で希望を出してみようかということになったのです。

 

そして、迎えた当日!快晴で気分揚々!

センター開所すぐの朝の時間帯にそこへ向かうと、優しそうな女性の方が迎えてくださり、「こちらです」と案内された脱走防止柵の中には・・・

何か小さい茶色のモコモコが動いている!!

そこからはあれよあれよと「いっぱい遊んであげてください」と長いロープ状のおもちゃを渡され、遊んであげたり抱っこの仕方やしっぽから読み取れる感情をそれとなく教えてもらったりしました。この辺については、また別の回で触れようと思います。

 

そして、そんなこんなで「ふれあいの時間」が終わり、猫の譲渡条件について色々確認された後、ついに「どの猫を希望するか」問われました。

正直先ほどまでにふれあった出来事を思い返すと「私たちが選ぶなんておこがましいよな??」という気持ちにもなっていました。それほどどの猫も可愛すぎたのです。

ただそれでは前に進めないので、表題につながりますが、家族の意見の通り「1.オスA 2.オスB  3.メス」の順で希望を出しました。

 

そうこうする内に時間が来て、名残惜しかったですが帰宅することになりました。

「結果は募集期間が終わる1週間後に、(飼い主と)決まれば電話で、そうでない時には郵送でお伝えします」と言われました。

 

もうそこから1週間は猫ちゃんが来てくれるのか来ないのかで頭がいっぱいで何も手がつきませんでした。

 

そして1週間後のその日を迎えます。

次回「#7 結果発表」です!